9:37〜9:55

稲村岩のコル

091207 鷹ノ巣山

 このところず〜っと日替わり天気が続いていて、安定した天気がなかなか続かないが、昨日の日曜日から明後日の火曜日ぐらいまでは晴れそうな予報であった。
 そんな日をのがす筈もなく兼ねてから計画していた鷹ノ巣山へ出かける事にした。
振り返ってみると昨年の10月10日に同じ山を登っている。(そのレポートはこちら

 その時はある事情によって5ヶ月ほど山を休んでいたせいもあってか・・・?かなりバテバテの山行であったが、それから約一年2ヶ月ほどたって果たしてどのぐらい体力が回復したか・・・を見極めたいと言う意味もあって今日はあえて単独行にした。

 コースとしてはその時と同じ日原からのコースで 稲村岩〜ヒルメシクイのタワ〜山頂 としますが帰路は鷹の巣山避難小屋の所から峰谷へ下る予定です。
 それは今後 比較的評判の良いこの小屋を、いつか利用して見たいという気持ちも有って「実際に見ておこう」と思ったからです。

 本川越駅を5:53の電車で出発、小平ー拝島ー青梅ー奥多摩駅と乗り換えて行く。
 奥多摩ハイキング切符で行くと1240円でいけるのでかなりお徳だ。
普通にキップを買って行くと往復で1860円だから、差し引き620円も安くなるので、我々年金生活者にとっては大変有難い切符なので利用しない手は無いと思う。

 欲を言えばバス代も込みで割り引いていただければもっと、有難いのだが「それはチョッと虫が良すぎるかもしれないなぁ〜」といつも奥多摩へ行く時は思っている。
 奥多摩駅到着後5分ほどの待ちで鍾乳洞行きのバスが出た、絶好のタイミングである。山支度の人が10数人人乗り合わせたが途中で3人、5人と降りて中日原バス停では最後の3人が降車した。
 そこには稲村岩がデンとそびえていて鷹の巣山登山口の標識に案内されて左に入っていく。前来た時に有ったデッカイ蜂の巣はすでに撤去されていて影も形もなかった。

8:43

登山口

稲村岩

 巳の戸橋を渡っていく。最初はゆるくなだらかな道で徐々に急な道に変わってくる。
左へ右へと何度か沢を渡り返して行く。
左手に稲村岩の険しい岸壁が見えてきた。
 やがて道は沢と分かれてつづら折の急登に変わる。
ただ我慢・・・我慢・・・の道だ。
 何度かジグザグの道を登り返していくとやがてヒョッコリと稲村岩の肩に出た。

 この前に来た時はここでぺたぁ〜んと座り込んでしまった記憶があるが、今日はその時よりもほんの少しだけ余裕が出来た感じで、左手の稲村岩も登ってみようと言う気が有ったので、ザックを置いて行ってみる事にした。
鞍部から大体往復15分ぐらいだったが、痩せて切れ落ちた岩稜を越えて行かなければならないので、危険を伴うことは事実だと思った。

稲村岩の岸壁を眺める

巳の戸橋を渡る

8:50

9:11

痩せた岩稜を越えて行く

9:49

痩せた岩稜

9:53

ルート図へ
断面図へ

 ここからはいよいよ稲村尾根の本格的な登りが始まる。あるガイドブックによると奥多摩一番のきつい登りだと書かれているが本当なのだろうか・・・?。
 いずれにしても木々の合間をひたすら懸命に急登して行く。
 やがて地面に白い物が現れるようになってそれが地面に凍結している、ざらめ雪の様だ。
 最初は霜が降りたような状態だったのが、高度を稼ぐに連れて徐々に雪の様相を呈してきた。
 しかしヒルメシクイのタワまでがなかなか着きそうで着かない。
 今度の斜面を登りきればそこだろうと思って登るのだがまだそこはそうではなくって、まだまだその先だ。
 もう一度今度こそ・・・と思って頑張るがそこもまだ違う・・・と言った感じで、三度目の正直ぐらいでようやくヒルメシクイのタワに到着した。
 ここまで来るとようやくホッとして一息つくことが出来た。
用意した副食のバナナとカシューナッツを食べて更に水分を補給する。
 この辺から積雪も本格的になってきて一番深いところでは15cmぐらいは有りそうだ。
凍っていて滑るのでアイゼン装着も考えたが、面倒だし山頂も近いので、思いっきり靴底を雪面に蹴り込んで上がって行った。
 途中下山者3名と会ったが4本爪をつけていた。
 慎重に登って行くとやがて斜面の終わりの向こうに鷹ノ巣山山頂標識が見えた。再び「ホッ」とする。

 山頂からの眺めはいう事無しの絶景を堪能する事が出来た。

 山頂からの眺めとそのパノラマ写真をどうぞ!!!。
 山頂で休んでいると一人の男性が上がってきた、水根から登ってきたという、互いに写真を取り合ったり会話を交わしたりした。
 山頂からの眺めを心行くまで楽しんだ後山頂をあとにして石尾根を雲取山方面に向かった。
 避難小屋は雲取山へ向かう鞍部の途中に有った。なかなか小奇麗な小屋で中もきちんとしている。水汲み用なのか・・大小のポリタンクが幾つか置いてあった。
 こんな綺麗な小屋なら泊まってみたい・・・と思った。
 ここから左へ折れて峰谷への道を下って行く。
山頂でアイゼンを着けたが、小屋の所で南斜面になるので不要と判断して取り外して行く事にした。
 小屋から10分ほど下ると水場が有って、そこには避難小屋には充分な水が流れていた。
 そうして40〜50分ほど下った頃・・下から一人の男性がでぇ〜っかい荷物を背負って上がってきた、額から汗が吹き出ている。
「峰谷まであとどのくらいですか・・・?」と声をかけた。そのかなり高齢に思える男性は立ち止まって極めて親切に答えてくれた。
 有難かったのでしばし会話を交わしたが、これから避難小屋に泊まって明日朝登頂するのだという。相当慣れておられる人のようだ。
 丁寧にお礼をいって別れたが「今夜は寒いだろうな〜」・・・そう思った。
 ドンドン下って行くと素朴な神社が有った、浅間神社であろうか?。
 更に暫く下って行くと車道に出てバス停への案内標識が有った。案内どおり右へ折れてまた山道に入っていく、そうして暫く歩くと集落に出てバス停が有った、峰谷のバス停だ。最初のバス停案内標識から約40分ほど歩いたようだ。
 バス時刻をみると17:36分なのでまだ2時間待ちなのでこの先の峰谷橋バス停まで歩く事にした。
 
 一生懸命歩いてようやく峰谷橋のバス停のある公園についたと思ったら、アレェ〜走り去るバスの姿が・・・愕然とするがなんとも致し方なく時刻表をみたら、なんと一時間一本で次ぎは17:15まで無い。

 あ〜あ〜あ〜あぁ〜いやんなっちゃった が仕方ない。残りの食料を漁って食べていたらさっき山頂で会った人が下りてきた。その人のお陰でなんとかそれほど退屈せずに17:15分まで時間をつぶして帰宅の途に付くことができた。
 これぞ正に不幸中の幸いであろう。

斜面の向こうに標識が・・・

11:34

ヒルメシクイのタワ

地面に白い物が・・・

11:08

12:25

本当の雪になってきた

11:56

山頂からの眺め
クリックで拡大

雲取山方面への石尾根
クリックで拡大

13:19

鷹ノ巣山避難小屋

避難小屋の内部

13:20

12:26

13:03

水場

13:30

浅間神社

14:34

峰谷橋バス停

16:15

14:50

バス停への標識

今日のまとめ
 本川越駅5:53−奥多摩駅8:02
 奥多摩駅8:10ー西東京バスー中日原8:35
 中日原8:40ー巳の戸橋8:50−稲村岩のコル9:37〜9:55-ヒルメシクイのタワ11:34−山頂12:26〜13:00ー避  難小屋13:19−水場13:30−浅間神社14:34−峰谷バス停15:32−徒歩ー峰谷橋バス停16:15
 峰谷橋バス停17:15−西東京バスー奥多摩駅17:43
 奥多摩駅17:53ー本川越駅19:51
  総行動時間は8:40〜16:15=7:35でした。
 今回は約1年2ヶ月ほど前の山行と比較してどの程度体力が回復したかを見極める為の歩きであったが、自分としては全く満足できる歩きが出来て良かった。
 欲をいえばキリが無いし前回とは下山ルートも違うので一概には言えないが、稲村岩も登る気がしなくて登れなかったのが今回は登れたのでそれだけでも良かったと思う。
 総行動時間でみても前回が9:10で今回の7:35と単純には比較はできないにしても、少なくとも回復傾向にはあるのかな・・・と思う事にした。

HOME